筋肉は大きくするより維持する方が簡単! 衰えてもすぐまた元に戻る!!

筋肉は大きくするより維持する方が簡単! 衰えてもすぐまた元に戻る!!

筋トレを長く続けていると、だんだん筋トレにハマってきて、「筋肉は大きければ大きいほどいい」「筋肉は大きくなければいけない」という錯覚におちいり、必要以上に筋肥大にこだわり始める人がいる。

腕

 

ボディビルダーになりたいのなら話は別だが、普通の人がダイエット目的で代謝を上げるために筋トレをしていて、無理やり筋肉を大きくする必要はない。

 

ムリに筋肉を太くし過ぎると体の見た目のバランスがおかしくなるし、筋肉は脂肪よりも重いのでひざ関節の負担が大きくなる。太く大きくなった筋肉を養うためにはそれなりのタンパク質の摂取は欠かせなくなるので、毎食肉や魚を取らなければならなくなり食費がかさむし、その摂取したタンパク質の処理に追われ腎臓の負担も大きくなる。

 

なので、ある程度筋肉が大きくなったのなら、あとは大きくした筋肉を維持することを考えた方がいい。人間の体を変化させるためには膨大なエネルギーが必要になる。筋トレで筋肉を大きくしムキムキになるのも、ダイエットして太った体を痩せさせるのも、それは同じ。

 

もともと人間というのは変化を好まない性質で、現状維持を良しとする保守的な部分を持っている。「今のままで生きてこれたのだから変わる必要はない」「変わった先に何か危険があるかも知れない」と、変わるのを拒み、体を変えよう、痩せようダイエットしようとすると邪魔してくる。

 

この変化を拒み、現状維持を良しとする性質のことをホメオスタシスという。しかしこのホメオスタシスが、いったん太く大きくした筋肉を維持しようとした時、強い味方になってくれる。筋肉を太く大きくしようとした時、かなりハードな筋トレを週2~3回やらないといけなかったが、維持するだけなら週一回でも十分間に合うのだ。

 

ただし、セット数や負荷を落とさないこと。週2~3回やってた時と同じ負荷じゃないと現状維持もできない。

 

さらに気を付けないといけないのが筋トレの習慣化。筋肉を太く大きくするために週2~3回トレーニングしてた時は、集中して気も張っていたが、維持期に入り週1回のトレーニングでイイとなった瞬間に気がユルみ、サボり気味になってしまう。じつは頻度が少ない方が習慣化はむずかしくなる。

 

歯磨きや洗顔などの毎日やっている行為は、最早やろうと思ってやっているというより、何も考えず自然に体が動いている感じだが、週1回だけだとかえって定着せず習慣になりにくい。週1回ペースにした途端、ズルズルとやらなくなってしまうとせっかく大きくした筋肉も元に戻ってしまうので、そこは気を引き締めて筋トレにはげんで欲しい。

 

筋肉は衰えても大丈夫! マッスルメモリーで見事復活!!

筋トレを中断すれば当然筋肉は衰える。仕事や受験などで筋トレを一時期休まざるを得なくなっても、2週間くらいなら何とか大丈夫だが、それを越え3カ月、半年となってくると、さすがに鍛えた筋肉も元に戻りだす。何年もかけて鍛えた筋肉も一度衰えてしまえば、また鍛え直すのに同じ年月がかかるのか・・・。 

 

じつは、そんなことはない!

筋肉

 

トレーニングを再開すれば以前鍛えていたよりも短い期間で筋肉が復活する。思っていたよりも短い期間で筋力、筋肉量ともに元に戻る。なぜこんなことが起きるのかというと、筋肉の中に「マッスルメモリー」と呼ばれる記憶装置があるとされている。このマッスルメモリーのおかげで、筋トレ再開後、まるで筋肉が大きく太く成長するというより、前の大きさ、太さを思い出すかのように筋肥大が進む。

 

じつはマッスルメモリーというモノ自体、まだよくわかっていないことが多いのだが、筋肉が太く大きくなるためには、筋肉そのもの以外にも、神経やホルモン、筋繊維などのいろんな要因が絡んで大きくなっている。それらの要因は一度筋肉を鍛えた事によりその状態のまま残っていて、筋トレを再開した時、蘇えってくるのかも知れない。

 

ほかには筋繊維の中にある「核」が関係している可能性がある。筋トレをしばらく続けていると筋繊維の細胞核が増え筋肥大につながる。この筋繊維の細胞核は筋トレをやめて筋肉がおとろえても減ることはなく増えたままになっている。この増えた細胞核が筋トレを再開することによってタンパク質を一気に合成して、筋肉を元の量まで増やすことができると考えられている。

 

一度自転車に乗れるようになったら、乗っていない期間が何年経っても乗れるように、体が覚えた事は忘れにくいのかも知れない。

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