タンパク質は筋肉の材料になる必要不可欠な栄養素

タンパク質は筋肉の材料になる必要不可欠な栄養素

炭水化物

三大栄養素といえは炭水化物、脂質、タンパク質なのはご存知のとおり。炭水化物と脂質は体を動かすエネルギーになり、タンパク質は体の材料になる栄養素で、炭水化物を摂取すると血液の中で糖になり、体はもちろん脳に必要なエネルギーになる。だから食事を摂らないと血液の中の糖が下がり、集中力も欠け考える力が低下する。

 

脂質は脳の機能に欠かせない栄養素で、内臓、神経、骨を守り、体温を一定に保つのに必要な栄養素だ。摂取する量も、もちろんだが、量よりも質に気を付けないといけない。ダイエット中の人からは悪者扱いされがちな脂質だが、最近は少し事情が変わってきて、必要な種類の脂質を必要なだけ摂るという方向に変わってきている。

 

タンパク質は体を作る材料になる栄養素で、タンパク質を摂取すると体内でアミノ酸に分解され、髪、爪、内臓、筋肉、皮膚、血液、ホルモン、酵素などに使われる。体の中に60兆個あるといわれている細胞もタンパク質でできている。ダイエットをしている人はカロリーを意識し過ぎて、肉類などを避けがちだが、筋肉の材料になるたんぱく質はダイエットの強い味方になってくれるので、しっかりと摂取していきたい。

 

このタンパク質はアミノ酸がたくさん集まってできていて、何百種類とあるアミノ酸の中から、人間のタンパク質になるアミノ酸は20種類しかない。それらのアミノ酸が複雑に構成され血や肉や骨になっている。

 

この人間の体を作っている20種類のアミノ酸が、すべて自前で作り出せるアミノ酸なら何も問題はないのだが、人間の体が作り出せるのはこのうち11種類のみ。あとの9種類はそれらのアミノ酸を含む食べ物を摂取しなければいけない。

 

自前で作り出せる11種類のアミノ酸を「非必須アミノ酸」 自前で作り出せない9種類のアミノ酸を「必須アミノ酸」という。

 

筋肥大を狙って筋トレしているのなら、この必須アミノ酸は通常の場合よりもたくさん摂取しないといけない。いくら激しいトレーニングに励んでも筋肉の材料がなければ筋肥大しようが無い。

 

このようにダイエットするにしても、筋トレするにしても、食事と栄養の知識は疎かにはできない。

 

必須アミノ酸の摂取にはアミノ酸スコアを参考にすべし!?

体の中で作り出すことができない必須アミノ酸を上手に摂取するためにはどうしたらいいのか・・・? じつはその目安となる「アミノ酸スコア」なる物が存在する。

 

タンパク質食材といっても、いろいろたくさんあってアミノ酸の構成もさまざまだ。1つのアミノ酸が特出して多いタンパク質もあれば、逆に極端に少ないタンパク質もある。その必須アミノ酸の過不足を数値で表したのが、アミノ酸スコアというわけだ。

 

9種類の必須アミノ酸がほぼ均等に揃っているタンパク質食材のアミノ酸スコアが100とした場合、この100に近いタンパク質食材こそ良質のタンパク質食材になる。というのも9種類ある必須アミノ酸のうち、一つでも極端に少ないアミノ酸があれば、すべてのアミノ酸が機能しなくなる。

 

なのでタンパク質食材を摂るときはアミノ酸スコアのチェックを忘れずに。

 

肉はアミノ酸スコア100の良質タンパク質食材! 筋トレの強い味方!!

肉はアミノ酸スコア100が多く、とても優良なタンパク質食材。筋トレの際にはどんどん摂取していきたいのだが、世間には「肉は太る!」とイメージしている人が多く、敬遠している人がいるのは非常にもったいない話。

 

肉を食べれば太るというのは大きな誤解だし、そんな単純な話ではない。肉の部位や調理法によって太りやすくなる場合があるというだけ。たとえば輸入牛のロース100gのカロリーは298キロカロリーだが、ヒレは133キロカロリーしかない。豚肉にいたっては、バラ100gあたり386キロカロリーに対しヒレは115キロカロリーしかない。よく言われている事だが肉を食べるのならば、脂身ではなく赤身の肉を選ぶこと、これがテッパンである。

 

あと調理法にも気を付けないといけない。油の量を少なめにするのは当然で、焼いたり炒めたりする時も油は少なめに。揚げ物なんて当然NGで、高タンパク低カロリーの代表格、鶏の胸肉でも衣たっぷりのフライにしては意味がない。

 

しかし部位と調理法さえ間違わなければ、肉は筋トレ、ダイエットの強い味方になってくれるので、ぜひとも賢く摂取して欲しい。

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