有酸素に最適な時間帯と頻度

有酸素に最適な時間帯と頻度

痩せたくてダイエット目的で有酸素を始めたのなら、効率よく脂肪燃焼して早く痩せたいと思うのはだれでも同じ。有酸素するのに最適な時間帯というモノがもしあるのだとしたら、それはいつなのか?

 

有酸素を行うのに最適な時間帯は存在する! でもこだわり過ぎるのは・・・?

有酸素だけに限らずスポーツ全般において最適な時間帯というのは存在する。痩せたいのなら朝に有酸素するのが効果的、筋肉を付けたいのなら夜に筋トレするのが効果的だ。

筋トレ

 

人間の体は夕方から夜にかけて1日のうちで体温が1番高く筋力も強く出せる。だいたい午後4時から6時ぐらい。この時間が最も強く力がだせるのでスポーツや競技などでもいい記録が出やすい。筋トレは強い力を振り絞って筋肉に強い負荷をかける必要がある。だから体温が最も高く強い力が出せる夕方から夜にかけて筋トレするのが効果が出やすい。

 

朝の有酸素が痩せやすいのは、体を動かすことによりノルアドレナリンや成長ホルモンが分泌され、そのあとけっこう長い時間にわたって脂肪が分解されつづける。朝に有酸素すると脂肪分解効果が約6時間持続するので、朝1時間ほど有酸素で体を動かし、そのあと仕事でも体を動かし続けていると分解された脂肪を燃焼できて痩せることができる。

 

しかし、現実的な問題として、夜、仕事で疲れて帰ってきてから筋トレするのは正直ツラいし、朝1時間も早く起きて眠い目をこすりながら有酸素するのもツラい。どんなに効率よくトレーニングしたとしても、1回や2回で体脂肪がゴッソリ落ちるわけではない。トレーニングは続けなければ効果はない。合わない時間帯に無理やり合わせてトレーニングしてもしょせんは続かなくなってしまう。だったら自分が1番続けやすい時間帯を見つけてトレーニングを続けた方がイイ。時間帯にこだわり過ぎても良くないのだ。

 

有酸素は週2回と週3回、どちらが効果的?

痩せるために、ダイエットのために有酸素を始めると決めたのだが、1週間にどのくらいの頻度でやればいいのだろうか? よく聞くのが1週間に2回か3回やるのがイイらしいのだが、じゃ2回と3回どちらがいいのか?

 

ふつうに考えれば週2回よりも週3回の方が体脂肪は1.5倍燃焼される。じゃ週3回の方がイイと安易に決めてしまいがちだが、ちょっと待ってほしい。あくまでもサボらずに週3回有酸素できるなら、その方がベターだというだけで、トレーニングに慣れていない初心者は週2回から始めたほうかいい。

 

週3回だと1日おきにトレーニングしなければけなくなる。やり始めのころはモチベーションも高いので、1日おきでもなんとかこなせるが、しばらく続けているとしんどく、ツラく、面倒臭くなってくる。仕事が忙しくて帰りが遅くなったときや疲れている時などついついサボってしまい、そんなことが何回か続くうちに有酸素自体をやらなくなってしまう。失敗体験をくり返してヘタにトラウマになってドロップアウトしかねない。

 

前述したように有酸素は続けなければ意味がない。たまの休日、思い立ったかのように少し走ったぐらいではたいして脂肪は燃焼しない。ダイエット効果は期待できない。週2回なら平日に1回、休日に1回にすると続けやすいし疲労も抜けやすい。

 

確かに週3回よりは脂肪燃焼効果は落ちるが、続かなくなるよりかはよっぽどいい。落ちた脂肪燃焼効果は食事面で摂取カロリーをひかえてカバーすること。

 

有酸素は満腹の方がイイ? それとも空腹の方がイイ?

有酸素する時はしっかりと食事を済ませた後の方がイイのか? それともお腹がすいた状態でもいいのか? 意見が分かれるところだが、ハッキリ言ってどちらでもなく空腹でもなく満腹でもない食事のあと2時間ぐらいたってからがちょうどイイ。お腹一杯でもお腹ペコペコでも有酸素には適さない。

 

食後すぐだとお腹いっぱいで食べた物の消化・吸収のために血液が消化器官に集中している。そこで有酸素をやってしまうと血液は筋肉に流れてしまい、消化吸収がうまくいかなくなってしまう。

 

また胃の中に食べた物がいっぱいの状態で有酸素すると胃が振り子のように動いてしまい吐き気をもよおす恐れがある。

 

お腹がすいた状態、空腹時のエネルギーが少ない状態での有酸素は、消費する糖や脂肪を使い切ってしまうと、新たなエネルギー源として筋肉のタンパク質を分解してしまうので、筋に量が落ちてしまう。筋肉量が落ちてしまうと基礎代謝量も下がってしまうので、脂肪を燃焼しにくい体になってしまう。

 

これでは有酸素する意味がなくなってしまう。だからもし空腹状態で有酸素するとなった場合、適量の炭水化物を摂ることをおすすめする。バナナ1本でもかまわないので、有酸素のエネルギーとなる糖質を摂り筋肉の分解を防せぐ必要がある。

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