有酸素は継続しないと脂肪の分解も燃焼もしない

有酸素は継続しないと脂肪の分解も燃焼もしない

前のページ、効率的に脂肪を分解して燃焼する有酸素は?の中で痩せる目的でダイエットする場合、どの有酸素がイイのかについて、ジョギングとエアロバイクをおすすめしたが、だからといって痩せたくてダイエットする人全員がジョギングとエアロバイクで痩せれるわけではない。

 

どんな有酸素も継続できなければ脂肪は分解も燃焼もされない

脂肪燃焼

 

ぶっちゃけジョギングでもエアロバイクでも水泳でもダンスエクササイズでも、続けることさえできれば痩せることはできる。みなさん続けることができないから悩んでいる。

 

しかし苦手なこと、イヤなこと、キライなことはどうしたって続かない。自分に合わないとわかっているトレーニングをムリして続ける必要はない。ジョギングは続かない、エアロバイクにも乗る気がしないのならば、水泳でもダンスエクササイズでも、なんなら筋トレでもいいから何かしら継続すること。そうすることで分解された脂肪は燃焼し続けることができる。

 

有酸素が継続できるようになれば、あとは痩せるのを待つばかり

痩せるのが目的のダイエットで有酸素を始めた時、どのくらいの期間で痩せるのか気になっている人が多いと思うが、そこばかり気にしていると有酸素自体が続きにくくなってしまう。

 

前述のように有酸素で痩せるためには継続することが何よりも大事。継続したうえで痩せたり筋肉が付いたりといった体の変化が表れるまでは、どうしてもタイムラグが発生する。ハッキリと目に見えるレベルで変化が出るまでには時間がかかる。

 

体の中では細胞内のミトコンドリアが増えてきて基礎代謝も上がり脂肪分解、燃焼効果も上がってきてはいるのだが、「いっこうに腹がヘコまないが、効果あるのか?」「少し休んだだけですぐ元に戻った。気が付いたら辞めていた」なんて事にならずに、とりあえず脂肪の分解や燃焼は置いておいて、今、やり始めた有酸素を続けてみることに注力してみてはいかがだろう?

 

有酸素を続けることで、達成感を感じるようになり、さらに続けていくことで自信も出てくる。やり始めころはぎこちなかった有酸素も慣れてくればスムーズにできるようになり余裕も出てくる。その頃にはかなりスリムになって、まわりからも「痩せた!」なんて言われて驚かれているかもしれない。

 

有酸素の中でもウォーキングは強度が低くおすすめはできない

ウォーキング

 

有酸素といえばジョギングと並んでメジャーなのがウォーキングである。ではそのウォーキングの脂肪分解燃焼効果はどの程度のモノなのか? ハッキリ言ってウォーキングは有酸素の中では負荷も強度も低く、脂肪燃焼効果も高いとは言えない。ジョギングと比べて約半分の脂肪燃焼効果しかない。ウォーキングは高齢者が運動不足解消のために始めるのなら問題はないが、痩せたい人がダイエット目的で始めるのは得策ではない。

 

さらにウォーキングでは体質の改善は非常に難しい。基礎代謝を上げるために筋肉を増やそうとしても、ウォーキングでは強度が低く筋肥大が起きるほどの負荷はかけられない。毎日、通勤通学で普通に歩いている人が、改まって有酸素としてウォーキングしても普段歩いている時以上の負荷はかけられない。痩せるのが目的でダイエットする場合、ウォーキングはおすすめできない。

 

心拍計は初心者ほど必要なアイテム

今まで見てきたように、脂肪の分解と燃焼が1番効率的に進むのが「ツラい」か「ややツラい」と感じるくらいの強度になるのだが、有酸素初心者の場合、どのレベルが「ツラい」「ややツラい」のかよくわからないと思う。そんな時にぜひ使ってほしいのが心拍計! 心拍計さえあれば有酸素中の心拍数がリアルに伝わって来る。

 

脂肪の分解と燃焼を効率よく進めるための「ツラい」「ややツラい」というレベルは最大心拍数の60~80%に当てはまる。このように心拍計があれば「ツラい」「ややツラい」という大雑把な感覚ではなく心拍数という数値で把握することができる。こうすることで自分が行っている有酸素の強度がどの程度か理解できて、同じ有酸素を続けていて心拍数が少なくなってくると心肺機能が向上しているのがわかる。心拍数が高ければ、それだけ強度の高い有酸素をしていることになる。

 

最近の心拍計は消費カロリーや歩数なども知れる上にPCやスマホとも連動できるアプリなどもあり管理しやすくなっているので、ぜひ試してみることをおすすめする。

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