ダイエット中の食事をおいしく頂くためのひと工夫

ダイエット中の食事をおいしく頂くためのひと工夫

痩せたくてダイエット中の人も、やはり食事は美味しい物が食べたいと思うのは当たり前。確かにダイエット中はある程度の食事制限は必要だし、決して量をたくさん食べれるわけではない。だから少ない量しか食べれないからこそ、その貴重な食事は美味しい物が食べたい。

 

というわけで、素材の美味しさを100%引き出すための調理法をご紹介

 

魚は新鮮な方がおいしいはウソ!! 1番おいししい食べ方は??

一般的に魚は新鮮な方が美味しいと言われている。言われているというより、すでに長い間信じられている常識ですらある。 たがしかし、とある実験結果によると新鮮な魚よりも、ある程度時間がたった魚の方が美味しくなる事がわかっている。また魚の身の弾力や歯応えを左右するアデノシン3リン酸という物質も時間の経過と共にうま味成分であるイノシン酸に変化する事で美味しくなる。特に生きているうちに身を卸した魚は10時間以上寝かせる事により、グルタミン酸の量が増えるためさらに美味しくなる。

 

という事で、一番おいしい魚の食べ方は、3日ほど寝かせた状態で食べるのか1番おいしく食べられる。つまり魚の身も熟成させた方が旨味が増して食べごろになるということ。

 

では、その3日間寝かせた魚を冷凍庫から出して解凍する時、どのように解凍すればうまみ成分を逃がす事なく解凍できるかご存じだろうか? 冷凍の魚を解凍する時の問題点は、解凍する時に溶けだした水(ドリップ)と一緒にうまみ成分も流れ出してしまうこと。これにより確実に味が落ちて美味しくなくなる。

 

ではどうやって解凍すればいいのか? 自然解凍? 流水解凍? 冷蔵庫で解凍? 
じつは・・・氷水解凍が正解。

 

氷水

氷水解凍とは読んで字のごとく氷水につけて解凍すること。氷が溶けて水になる融点は0度。なのでちょうど0度で解凍すればドリップがほとんど出る事は無くうまみ成分も流れ出ない。ちなみに融点とは個体が溶けて液体に変わる温度の事。 氷水の温度は、ほぼ0度におさえられているのでほとんどドリップが出ない。なのでうまみ成分が流れ出る心配も無い。

 

しかし、氷水に直接魚を入れて解凍してしまうと、溶けていく過程で氷水の中に旨味成分も溶け出してしまうような気がしないでもないが・・・? いや心配はご無用! 動物や植物はもちろん、当然魚の身も細胞から出来ている。細胞の成分は、ほとんど水分なので急激に凍らせたり溶かしたりすると、その細胞を覆っている細胞膜が破れてしまい中の水分が流れ出てしまう。だから水温がほぼ0度の氷水で解凍すると細胞膜が破れにくくなり、旨味成分が流れ出るのをおさえる事が出来る。

 

さらに水は空気よりも熱伝導率が高いので、解凍時間を短く出来るメリットがある。 まあ、氷水を用意する手間はかかるが、ダイエット中の食事を少しでもおいしく食べたい人は試してみる価値はあると思う。

 

ダシは沸騰させてはダメ! ミシュラン獲得の京都有名和食店も実践 !!

美味しいダシの取り方と聞いて多くの人は、しっかり沸騰させて取るものだと思っている。しかし、これは大間違い。 一般的に知られているのは、昆布ダシを取った後、沸騰する直前に昆布を取り出し、沸騰してから鰹節を入れ火を止める。料理本などにはこの方法がよく紹介されている。

 

実は沸騰させてしまうと昆布と鰹節の旨味成分を消してしまう渋味成分が出てしまう。渋味成分を出す事なく昆布と鰹節の旨味成分を消さないためには、沸騰させずお湯の温度を85度でキープすること。なぜなら鰹節の旨味成分が最もよく出るのか85度といわれているから。

 

昆布だし

なので美味しいダシを取るためには沸騰させては絶対にダメ! 昆布は必ず沸騰直前で取り出すこと。 実はこれ、ミシュランで星を獲得した京都の有名和食店でもやっているダシの取り方なので間違いはない。ちなみに沸騰直前の状態とは、鍋の底から小さい泡がプツプツと浮き上がっている状態のこと。大きな泡が吹き上がってくるまで煮てしまうと昆布の粘りや風味がなくなってしまうので、煮出し過ぎには気を付けて!

 

ダイエット中は要注意! 納豆をさらに美味しくする意外な調味料!?

納豆と一緒に混ぜて美味しくなる食材や調味料と聞いて何が思い浮かぶだろうか? 醤油、ネギ、ワサビ、辛子、玉子、添付してあるタレなど、いろいろとあるが、実はこれらすべてを上回る調味料が存在する。

 

納豆

納豆の味はうま味成分がふれる舌の面積の量が多い程おいしいと感じる。だから納豆を良くかき混ぜてネバネバを増やし旨味成分を上昇させている。ネバネバを増やせば増やすほど舌に触れる面積が増え納豆を美味しく感じる事が出来る。では、どうしたらそのネバネバを増やす事が出来るのか? 

 

納豆のネバネバの正体は「ポリグルタミン酸」という成分。ネバネバを増やすためにはこの「ポリグルタミン酸」を増やせばいい、そしてその調味料は?

 

実は・・・「砂糖」

 

糖分は納豆菌と混ざる事によりポリグルタミン酸に変化する。ネバネバの元になるポリグルタミン酸が増える事により舌に触れる面積が増し美味しく感じる事が出来る。

 

ただ、たくさんかけ過ぎると甘くなってしまうし、何よりダイエット中はさすがに控えた方がいいかも・・・。

 

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